サービス概要
「システム監視・運用標準化サービス」は、ITインフラの効率的な運用を実現するソリューションです。ServiceNowやJP1などの多彩なツールを活用し、システム監視やインシデント管理を標準化して業務効率を大幅に向上させます。当社が長年にわたり数多くのシステム運用環境構築を支援してきた実績をもとに、個々のお客さまが抱える課題の解消をコンサルティングから保守にいたるまでワンストップで支援します。
このようなお悩みをお持ちの方におすすめです
- 運用業務のムダ・ムラを解消し、効率化したい
- 属人化している運用業務を標準化したい
- 煩雑な各種申請フローを見直し、一元化・自動化を図りたい
- システム障害の影響を最小化してクレームを防ぎたい
- システム監視の統合や標準化を実現したいが、どこから手をつければよいかわからない
導入効果
障害発生時に迅速に対応できる
JP1によるリアルタイムの障害検知とServiceNowを利用した自動インシデント起票により、障害対応のスピードが向上します。インシデント管理がシームレスに行われるため、障害解決にかかる時間を短縮できます。
運用・監視業務を可視化できる
従来の紙ベースの承認フローでは、処理の進捗状況や停滞しているポイントを確認するのに手間がかかります。本サービスでは、申請から承認までの履歴を簡単にトレースでき、進捗状況が可視化されます。申請・承認状況はリアルタイムで更新されるため、いつでも最新情報を確認可能です。
どこでプロセスが滞っているかをすぐに確認でき、業務の停滞を防げます。
申請フローを統一し、業務を効率化できる
不統一だった社内手続きの申請フローをServiceNowに統合可能です。これまで複数のサービスやメールなどで行っていた申請・承認処理を統合することで、さまざまなサービスの操作を把握したり、使い分けたりする煩わしさから脱却できます。印刷用紙や押印業務も必要ありません。また、スマートフォンにも対応しており、外出先からのアクセス・承認も可能です。
特長
01.JP1とServiceNowの自動連携によるシステム監視と運用管理の一元化
インシデント管理サービスであるServiceNowと統合システム運用管理サービスであるJP1を連携することで、システムの監視と運用管理を一元化します。これにより、JP1で検知したシステムの障害情報を1クリックでServieNowのインシデント管理へ自動起票するなど、障害検知からインシデント対応までのプロセスが自動化され、対応時間を大幅に短縮します。
02.申請手段・フローの統一による業務の標準化
ITILに準拠した運用プロセスを導入し、業務の標準化を推進します。申請ごとに不統一だった申請手段およびフローをServiceNowに統一させ、これまで複数のサービスやメールなどで行っていた申請・承認処理を統合することで、効率化にもつながります。
03.ダッシュボード機能による各種情報の可視化
各システムの障害情報をはじめ、社内申請の状況は、すべてダッシュボードに集約できます。さまざまなサービスに分散していた情報を一元的に管理できるほか、データの可視化も可能です。また、セルフダッシュボード機能を活用すれば、ひとりひとりのユーザーが自由にダッシュボードをカスタマイズできます。
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当社サービスの強み
システム企画・構想コンサルティングから開発・保守・運用までをワンストップサービスでご提供します。
- 1.ニーズのFIT&GAP (PoC支援)
- 2.ニーズ確認 (ニーズの具体化)
- 3.モノづくり (お客さまご確認)
- 4.システムの運用 (内製・定着化)
また現状のサービスを運用するだけではなく「さらに良いサービスにできないか?」という視点を常に持っており、新サービス提案も可能です。
システム監視・運用標準化サービスに関しては、最大1,800ユーザー、260システムという大規模なインテグレーション・活用実績のほか、お客さまの環境・条件に合わせたカスタマイズ力を有しています。
導入事例
データセンター事業者さま
A社はシステムごとに監視・運用などの手順を構築していました。その結果、申請手続きが煩雑化し、記入漏れなどのミス多発や押印作業のリードタイムに問題を抱えていました。さらに障害発生時は情報共有に時間を要し、リアルタイムな対応ができないという課題もありました。
これらの課題を解消するために、A社は本ソリューションの導入を決定。豊富な運用ノウハウを有する当社のエキスパートが、システム毎の監視・運用方法や手順の標準化をはじめ、ServiceNowを活用したワークフロー統一化を短期間で構築しました。その結果、インシデント起票時間の大幅な短縮に加えて、対応スピードの向上を実現しています。