健康経営の推進

健康経営宣言

健康経営優良法人2024

日立システムズパワーサービスは、企業理念の1つである「真に豊かな社会の実現に貢献する」ためには、従業員がいきいきと働くことができる、活力ある職場環境を作ることが必要と考えます。

そのためにも、日立グループ安全衛生ポリシーの基本理念である「安全と健康を守ることは全てに優先する」を不変の基本姿勢とし、安全活動とともに従業員の健康保持・増進活動である「健康経営」を推進してまいります。

2024年4月
代表取締役 取締役社長 南 邦明

健康経営とは、「企業が従業員の健康に配慮することによって、経営面においても大きな成果が期待できる」との基盤に立って、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践することを意味します。
「健康経営」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

健康経営推進体制

当社は企業活力向上を目的に、健康経営最高責任者=CHO(Chief Health Officer)を置き、「健康経営」を強力に推進していきます。 健康経営の推進にあたっては、日立健康保険組合の協力を得ながら、さまざまな健康に関する施策を進めていきます。

健康経営推進体制のイメージ

健康経営の推進により期待する効果

従業員が健康の大切さを認識し、自発的に健康保持・増進に取組み、習慣化させていく。この好循環サイクルが円滑にまわるように会社がサポートを行うことで従業員が健康でいきいきと働き、良好な職場環境が形成されることにより、生産性の向上や従業員の満足度に寄与することを期待する。

健康経営戦略マップ

健康経営戦略マップ

健康経営の主要指標に関する目標および実績

No.指標2023年度
実績
2024年度
目標
めざす姿
1健康診断受診率100%100%自身の体のメンテナンス、疾病の早期発見、早期治療のため、100%を維持します。
2特定保健指導実施率48.7%55%以上生活習慣病リスクの高い方の検査、治療を促し、重症化を防ぎます。
3メタボ該当・予備軍34.6%27%以下運動習慣や食生活の改善を通じてメタボ該当・予備軍低減をめざします。
4喫煙率25.7%25%以下本人の健康と大切な家族や周囲の人を受動喫煙から守り、健康的に長く働き、退職後も健康な生活を送ることができるよう、禁煙補助などのサポートを推進し喫煙率を低下させます。
5健康セミナー参加率18.7%40%以上健康リテラシー向上のため参加率の向上をめざします。
6MY HEALTH WEB(*)の登録率97.4%100%社員本人が自分自身の健康増進に積極的、継続的に取り組むツールとして利用していただくため登録率100%をめざします。
7ストレスチェック回答率97.7%100%自身のストレスへの気づきを促し、働きやすい職場づくりを進めるため、受検率を高水準で維持します。
8高ストレス者割合13.4%10%以下メンタルヘルスに対する理解、職場環境の改善を通じて高ストレス者割合の低減をめざします。
9年休行使日数19.3日19.5日
以上
時間外を削減し、休暇を取ることで心身のリフレッシュを図り、ワークライフバランスの向上をめざします。
10時間外労働時間(管理職以外)17.5時間/月17.5時間/月以下
11プレゼンティーイズム(*)【新規】85%以上社員の健康課題に対する施策や生活習慣改善および職場環境改善への取り組みを通じてプレゼンティーイズム向上をめざします。
12アブセンティーイズム(*)【新規】
傷病による平均欠勤日数
3.8日2.0日以下社員の健康課題に対する施策やメンタルヘルス対策を推進し、欠勤、休職日数の削減をめざします。
13ワークエンゲージメント(*)53.8%56%以上より健康に、いきいきと働ける職場環境をめざします。
*
MY HEALTH WEB:日立健康保険組合が提供する個人向けの健康ポータルサイト
*
プレゼンティーイズム:SPQ東大1項目版使用(2024年度より測定開始)
*
アブセンティーイズム:欠勤、休職日数について代替え指標として利用し把握(23年度測定人数:725人)
*
ワークエンゲージメント:日立グループ従業員サーベイのワークエンゲージメント指標における肯定的回答率(23年度測定人数:711人、回答率:94.2%)

2023年度健康経営推進の施策実施実績

  • ・健康セミナー・健康イベントの実施
実施時期 内容 投資額
2023年4月〜健康・安全ニュースの発信(1回/月)-
2023年5月世界禁煙デーにあわせた禁煙プログラム参加者募集-
2023年6月(グループ合同)DSS Group Walking-
2023年8月〜以下のとおり全5回の健康セミナーを実施
  • 8/30 健康セミナー「自律神経の整え方」
  • 9/27 健康セミナー「肩こり・腰痛・眼精疲労解消セミナー」
  • 10/26 健康セミナー「がんの治療法とかかるお金の実際」
  • 11/28 健康セミナー「50代からはじめる健康貯蓄」
  • 2/27 健康セミナー「オーラルケアの新常識」
1.8M¥/年度
(健康セミナーおよび健康動画コンテンツ利用料含む)
2023年9月ストレスチェックの実施0.5M¥/年度
2023年10月〜(グループ合同)(HISYS)Grウォーキングイベント2023-
2023年10月、11月社内インフルエンザ予防接種-
2024年1月(グループ合同)RIZAPオンラインセミナー-
2024年2月(グループ合同)西川快眠オンラインセミナー-
2024年3月(グループ合同)女性の健康セミナー-
通年カフェテリアプラン制度利用による健診費用、各種健康関連コンテンツの利用カフェテリアポイント
通年心理カウンセラーによる外部相談窓口(EAP)の利用促進0.6M¥/年度

2024年度健康経営推進施策

  • 健康イベントやセミナーへの積極的な参加による健康意識の向上と心身の健康増進
  • 各種健康診断の早期受診および結果に基づく適正な処置(生活習慣の改善や治療等)の実施
  • メンタル不調者発生時の産業保健スタッフや外部EAPへの早期相談の実施
  • 組織内コミュニケーション向上による相談しやすい環境の醸成
  • インフルエンザ等、感染症予防の徹底
*
Employee Assistance Program(従業員援助プログラム)

<具体的な活動内容>

  • 健診未予約・未受診者のフォロー強化
  • 健診結果フォロー(再検、精査)の徹底
  • 就業措置や健康相談についての情報発信強化
  • 健康経営支援サービスの導入による通年の健康行動の促進
  • がんの早期発見に向けたオプション検査への会社補助の継続
  • 全社員を対象としてヘルスリテラシー向上のためのセミナーを実施
  • 健康経営に関する情報発信のため、健康・安全ニュースを発信

労働安全衛生

<労働安全方針>

当社は、日立グループ安全衛生ポリシーの基本理念である「安全と健康を守ることは全てに優先する」を不変の基本姿勢とし、安全活動とともに従業員の健康保持・増進活動を推進しています。

<体制>

安全衛生委員会は、人事勤労部門、産業医、保健師等の産業保健スタッフと各職場から選出された代表社員で構成され、毎月開催しています。
委員会活動の中では、労働安全衛生方針および労働安全衛生計画の審議やKYT(危険予知トレーニング)等を通じて社員が健康で安全に働ける職場環境づくりを推進しています。